「大人の世界は、十人十色の社会。必ず否定し合う社会。」これを子どもたちから言われたときに、感じることがあった。平和すぎる社会から、信頼できる社会に如何にもっていけるかだと思う。そんな子どもたちが大人になるときに、再構築できるだけの社会にしていかなくてはならない。
「対話」
日頃、ミニ集会的な集いに顔を出させていただき、対話を中心に色々な現状を学ばさせていただいていますが、この「対話」が非常に難しいと探求すればするほど感じます。
対話ができるかできないかは、私の意見を聞きにきている方々をいかに私の意見に対しての対話ができるかの舵取りを私自身がしなくてはならないからです。最後は私の心持ちや話術、問題提起で決まります。
そんな皆さんとの対話を通じて、損得抜きの地域活性にいかに導けるかだと感じています。そもそも人は自らの利益誘導に走りがちですが、バランス感覚をもった提唱をしていけるかで、その地域の活性が決まります。
これからはより、現実的な分権の時代に入ります。乗り遅れた地域はまた、都会と活性率に差がでるでしょう。そうならないように、中央と離れた地方の現場を歩き、地域住民と対話し、民主主義、住民自治というものを何かを共に考えていかなくてはならないと感じます。
これがこれからの地方分権の議論に必要な点だと思います。この「分権・主権」の本質は、住民の政治参加の機会を拡大することです。従来の中央で行われていた分権議論では、単に地方自治体を強化することになりがちであり、県庁や市役所の役人が霞ヶ関化して、権限と行動が中央と何ら変わりなくなっていくのが目に見えていました。これは、本来の地方分権ではありません。
地方議会のあり方を見つめなおす機会にもなりますし、分権の議論を推し進めるには、住民の縮図としての地方自治体という観点でいかないといけないと思います。
新総務大臣は、知事時代に様々な視点で国と対峙しながらも地方活性にひと肌脱がれた方です。すごく今後の動向が気になりますし、各地方もすぐ行動のとれるような、住民との対話を通じて、本質を見極めていく必要性があると感じました。
大きい小さいの対話があるかもしれませんが、分権時代の到来に備え「対話」の舵取りができた地域が活性する社会になると思います。私は私のできる「対話」をしていきたいと思います。
若狹 清史