よく会うネパールの方がいるのですが、香辛料に非常に詳しく勉強になります。西洋医療、東洋医療、統合医療など色々見方はありますが、スパイスは健康のための一つのようですね。皆さんもスパイス療養をしてみてはいかがですか?
「対立軸」
まちづくり調査、分析をするにあたり、住民の方の声、企画組織の声、行政の声を聞き色々方向性などを考えます。色々な方々が存在し、各方面からの意見があり、目指すべきものが違うことが多々ありますので、揉めることもしょっちゅうです。
そこに、地方議員や国の事業であれば国会議員が絡んで来たら、政党間の思惑や、各政治理念に基づいて話が進むので、ややこしくなる一方でもあります。
そういった時によくよくあることですが、議論よりも感情が先にきて各人の言い分としては、「保守」と「革新」の立ち回りによって意見は違う。と決めつけてしまうことです。
この考えは、従来の偏狭ナショナリズムの推進と、その全否定をもたらしてきた構造と似ていて、全く本質的な議論に入ることなく、初めからお互いを「否定」して、物事を進めようとしてきたことと酷似しています。
私は、複雑化した情報化社会の現状では、あらゆる分野のパートナーシップに基づいて物事を進めていかなければならないと思っていますので、上記のような感覚は、自らを成長させない方向性にいくということをお伝えしています。
そもそも、保守や革新とはなんでしょうか?
自民党は保守だ。共産党は違う。では、民主党は?社会党は?
曖昧かつ、いい加減な定義で使われてしまっていることをやはり、各人が認識するべきです。(識者レベルではなく、国民レベルで。)
例えば、領土問題など昨今メディアを始め、騒ぎを起こしている勢力の方たちも多くいますが、こういった俳地的な行動を起こす勢力を保守主義とは言わないと思います。
であるならば、中国、韓国でも同じような行動を起こしている人たちも、自国からみれば保守主義となります。これは、従来の偏狭的ナショナリズムだと思っています。
≪これからの未来を崇高に捉え、今の生活を現状維持、そしてより向上に向けて永続的に社会情勢をリードできる考えを常日頃もち、挑戦をすることで、国家国民の生活力を保つことができ、自国に反映していくことに繋げられるのが保守であり、多様な活動に寛容的であり、あらゆる政治局面でも未来の為にきちんと向き合うことを、そういうのだと思います。(これは、革新主義の人も被る部分も多いと思いますが)≫
自称保守主義大学生と先般も話す中で、「日本は売国奴の連中らを、中国、韓国に連れて行けばいい。」などという若者もいました。しかし、それは保守主義ではなく、従来の感覚であり、これからは、寛容さをもった保守主義者が必要な社会にしなくてはいけません。
どうも、一部の保守主義者は、感情的な反応を保守ととらえますが、イデオロギーと概念にとらわれないのが保守主義だということを理解してもらう、社会を創らなければならないと思います。また、地域に課題を移せば、感情的に、自らの意見にそぐわない奴はダメだ。ということもそれにあたります。
保守と固守は違います。固守主義の日本ではいけません。近隣諸国と同レベルになります。
地域レベルでも一緒です。むしろ、地域レベルでは、固守になりがちですが、それがまちづくりの弊害になっているケースが多々見受けられます。
地域科学的にきちんと調査分析、そして、体験に裏付けされた自信を持って、現実的に物事を進めていかなければなりません。
革新的行動は、現社会に対して問題点が多いほど、それに対しての批判がしやすいのですが、明確なビジョン面では乏しい傾向もあります。
今綴ったことは、保守であれ、革新であれ、表裏一体のことでもあり、通じることが多々あります。保守と革新の定義があいまいになっていることを我々は、真摯に受け止め、当初から批判、対立しあうのではなく、現状をフラットに調査分析し、地域の体験の裏付けを示し、崇高なナショナリズムであり、郷土愛を検証し、ビジョンを明確にしていくことが今後求められてくると思います。
まちづくり一つとっても、どうしても上記の概念が入り混じってしまうので、本当に地域の未来、国の将来を考えるのであれば、対立軸を創ることは否定しませんが、議論の前から否定、対立軸をつくることなく、まずは、きちんと寛容さをもち、意見を聞き、調査分析を一緒に行い、ビジョンを決めていく。そういったプロセスが必要だということを私も、訴えていきたいと思います。(ビジョンを決める際に対立するのは致し方ありません。)
そして、問題を一つ一つ考えていく重要性も訴えたいと思います。
そんなことを昨今の活動通じて感じました。
若狹 清史