先日、愛知県に講演ということでいってきました。そこで、様々な出来事がありました。手続きミスから、時間ミス、打ち合わせでの責任の回避のしあい・・・いい面では色々な方との出会いなど。今回プラス面もマイナス面でも、きちんと受け止め、悲観せずに進む大切さを、その様々な出来事から教わった気がします。また、視野を広めることができると、様々な吸収ができるのかなと思います。謙虚さを失わずにいくことの大切さを客観的にみていて、学びました。
「矛盾」
最近、中高生との会話、また同世代の20~30代の方との会話で思うことと、また、その上の世代の方々との会話の点で感覚が同じになってきていることとして、食べ物への感覚だと思います。
それは、無駄をいかにするかのようにみえます。
賞味期限がいい例ではないでしょうか。
どの世代の方も、「食」への重要さを訴えていますが、賞味期限にことなりますと、すぐ期限が切れると捨てます。また、企業になっては、実際まだ食べられるものを、賞味期限が切れているので、無駄にしたくない気持ちで、改ざんしていたとしても、命取りになります。(本心かどうかはわかりませんが)
賞味期限切れの商品は、大量に廃棄されます。 しかし、無駄をださないようにと訴える認識は統一しています。コンビニのお弁当の賞味期限切れを安く店員やホームレスが食べていた時代もありました。しかし、今では禁止で、廃棄量はますばかりです。
実際、そういった話をしていく中で、ほとんどの方が「粗末にしないと考えていても、賞味期限は別問題」と考えているのかなと感じました。私は小さいときから、賞味期限が切れても自然に臭いや、一口食べてみての味で考えていますが、今の同世代の方も違うのかなと、話していて感じました。
衣類もそうです。
ほしい服は買います。残って古くなっている今までのものは、売りに出すか捨てます。しかし、もったいない、ものは大切にという意識はあります。
非常に矛盾していますね。
しかし、このような感覚になることで、生まれる産業もあります。
国民が本音と建前の認識が自然にできているのでしょうか。
これは、環境問題にも、経済問題にも政治問題にもいえることです。
マクロではわかっていてもミクロになるとゆずれない。そんな状態であるが故の問題であると思います。そこが難しいと思います。
「地球にとって悪」なのか、「人間にとってプラス」なのかによって取り組み姿勢も変わると思います。
個々が欲望と利便性を重視することを考えたときに、環境保全、もったいないとは対極になりかねません。
まして、メディアや政治家、識者が「地球のために車はのらない、賞味期限は個人判断で」などと謳えば、矢面にたち大変なことになるでしょう。
市民一人ひとりが矛盾が多いということを、再確認した上で、生活のための道を考えていく必要があると思います。それは、企業であり個人であり、行政であります。
その部分を私も、一つ一つ研究し、環境と社会形成を導かせていただきたいと考えた今回でした。
若狭 清史