女子のサッカーワールドカップが行われています。日本も奮闘していますね。大和撫子の精神から「なでしこジャパン」といわれていますが、大いに魂もってがんばってほしいですね。
「小川さん」
昨今地方分権により、権限委譲は進んでいます。
各自治体は財源移譲が少ない中、独自性をだし様々な運営が迫られています。以前、本ブログでも記載しましたが、小自治体では大変苦戦を強いられているようです。
そんな中、先日講演後、懇親会にて自治体の今後の座談をしていて、話題に出たことがあり、私もすばらしい試みだなと、思うことがありました。
それは、長野県小川村で、まだ開始して一年ちょっとの興味深い村おこしであります。
「わがおがわ親戚隊プロジェクト」です。
市町村合併により、「村」が全国的にも激減し、運営も厳しい中の打開策として考えたそうです。小川村は「村」=「田舎・ふるさと」を大切にし、本来あるべき「故郷」の再構築を、都会に暮らす皆方や、若い世代や家を受け継ぐ方々に、親戚づきあいを大切にする「田舎・ふるさと」の再構築を目指し、進もうということです。
内容的には、主に全国各地の小川さんという苗字の方から、小川村の応援団を募るということです。親戚証なるものを発行し、村民と稲刈りや農作業をしたり今後の事業計画をたて実行したり、また、親戚証で親戚関係になると、宿泊や商店街での買い物が割引になることもあるそうです。ちなみに、小川さん以外でも参加は可能ということだそうです。
村議会議員の方にお聞きしましたら、非常に反響もあり、登録者も順調に増えているそうです。村民の人口の数に追いつく勢いだと、おっしゃってました。現在小川村人口は約3400人であるわけですから、すばらしい親戚増加率です。この村は長野の名産「おやき」の生産は世界一でありますが、昨今の高齢化社会の波ももろに受けており、高齢化率も40%を超え、この試み前まででは、村民による地域づくりは無理だと思われていました。
こういった、プロジェクトの裏には、並々ならぬ努力や計画があったと思います。
これから始まる地方改革に、自らの自治体で方向性をだそうとすることは非常に大切であると思います。財源移譲だけを問題視するだけでなく、独自性ですすんでいる姿には、感動しました。
これを県や国レベルでも多いに見習い、進んでいかなければならないと感じた今回でした。
ぜひ、興味がある方は参加されてみてはいかがですか?
都会の方は、癒しや第二の居住に。地方の方は、田舎のよさの構築のために。また、学校単位や地域単位での参加もいいかもしれませんね。
若狭 清史