「国通しであったり、同じ国の中であったり、同じ人間なのに、権力争いばかり。なんで?」と、いつも活動している児童から問われ・・・。本当にその通りだな。と。右も左も当事者からみれば「真ん中」。この問題の解決案・・・考えさせられます。みなさんはどう答えられますか?
「攻める」
先日、私の活動に理解をしていただいている若手農家の方々と語らいをしてきました。その時のことを少し綴りたいと思います。
その中の一人の方は、企業に勤めていましたが昨今の農業界に一石を投じなければと感じるようになり、一念発起し脱サラして、農家を開業されました。
実際に始めてみて思ったことは、誰かや既存組織に甘えてばかりいれば、農業の発展はないという自覚をしたそうです。
そこで、やる気のある若手農家や同じ志の若手を農家に誘い、手を組んで現在農業をしています。
農作物に付加価値をつけるにはどうしたらいいのか、販路はどう開拓したらいいのか、アンテナショップは個人では出来ないのか、外国人インターンの受け入れはどうしていけばいいか・・・等、私も一緒になって活動していますが、活気溢れる姿をみて、「この行動があれば日本農業は今後世界を相手でも生き延びる」と思えます。
昨今TPPの問題等で慎重派が多い農業関係。しかし、「これからは農家も商人のようになり、日本の将来を開拓していかなければならない。「農家」という職業への付加価値を高めていかなければならない。」と。そして、「しばしのダメージも覚悟で世界と真剣に向き合おう」と考えている若手農家もいることも、事実です。
私も農家の出身として、この考えに正直、賛成です。
また、彼らのそのやる気のもとは、「自分で工夫して、結果は全ては自分次第。このやりがいだけを求め、農業界を新しいものにしたい。」だそうです。
大事なのは「お金」や「既得権益」ではなく、今の農業界を進化させるために別次元なものしたいというものです。
グローバル化が始まっている時代です。地方分権後進国の日本ではありますが、グローカルな時代に対応していくために、また今後の日本の基礎力向上の為に、今何をすべきなのかだと思うのです。
最初は苦労するでしょうが、その苦労を買わずして現状の世界にいるだけだと、将来の日本力は衰退するのではないかと危惧すらします。武士道の日本人だからこそ、今の苦労を買ってでもと思います。
こういった方々の意見を聞きながら、昨今の問題などを考えると、やはり「攻める」ことが大切だと思います。
日本の不景気は今に始まった事ではありません。だからなんとかしないといけません。従来の既得権益に浸かっていては結果は同じです。
日本の経済活力の中心は雇用です。
将来的にFTAAPに向けてアジアの経済成長を日本の中に取り込んでいき、市場拡大していくためにも、まずは雇用創出です。そのためにも昨今の問題はどうするべきか・・・は、道筋はでてくると思うのです。(もちろん、地方経済へのマイナス面、安心面安全面の問題なども多々あることは理解しますし、慎重議論が必要だとも思います。(各諸問題対策に関してはまたの機会にさせていただきます。))
方針が決定しても外交能力の低い点がネックになりますが、目先の経済効果だけにとらわれず、長期的な視点で、日本がどう刺激をうけて変われるか。という見方をもっとしてもいいと思うのです。
そんなことを若手農家の方々との交流ですごく感じました。
皆さん、志をもって日々農業をされているだけでなく、政治にも凄い強い関心を持ち、ご自分の意見を持っていました。それだけ、農業がいかに「政治」に翻弄されているか、ということなのかもしません。
今後は県内外、国内外の同志とも交流をしていくと活き活きされてました。私も、協力させていただき一緒に邁進したいと思います。ゆくゆくの農家・農業の位置づけが変わるように。
官僚の思惑や諸外国の前例などをみてマイナス面もありますが、それでも、従来の慎重かつ、この「攻める」勇気を今の日本には必要だと感じました。
今後も色々な仲間と真剣に向き合い長期に渡り共に継続活動し、声を聞き、肥やしにしていきたいと思います。
若狹 清史