お盆に、小学校の同窓会がありました。お世話になった先生方もいらっしゃりとても有意義な時間をすごさせていただきました。一気にフラッシュバックした時間でした。同じ学び舎で過ごしたことは、大きいなと感じました。刺激をもらい、また一から進んでいきたいと感じました。

「予算編成」

最近、助成の施策立案や地方自治体との会議などでも多々感じることがあります。それは、地方議会、地方議員の立ち位置です。

本来あるべき姿のチェック&バランスの根源は今や住民の感覚とややずれてきている感がどうしても否めません。何かあれば、「議員定数削減、議員報酬削減、公務員削減、公務員給与削減」が謳われます。二元代表制の意味合いがなしていません。

しかし、高齢の方々が多い地域では「地元に議員がいないと何かと困る」という声をありますが、今後の世代交代時ではその声がどこまで響くかは、未知数です。

私の意見は「おらが村の代表」という見地は大事だとは思いますが、現在のグローバル化してきた社会では、むしろ、本当に地域の発展を考え、施策実行能力がある人が人口比5万人に一人くらいで十分なのかなと思えたりもします。そして、その代表者の事務所への行政的配慮をしていった方が、結果的に財政面、施策実行面、行政との兼ね合いからみても、必要になってくるのではと思います。

そして、その中で、地方自治法の見直しが行われるべきだと考えます。
まず第一に、監査制度の見直し、そして、議会改革です。チェック機関としての機能をありつづけていくならば、地方議会内閣制などの発想なども私は、今後取り入れていくべきだと考えます。

これは、現在の行政側の機能の一部ですが、立法側の本来あるべき姿になっていくと私は思います。監視機能も高まりますし、今後の地方分権時代では自主的経営が求められてくるのですから、議会は行政への関わりの度合いを高める意味合いも持ちます。

ただ、多数会派ができかねない恐れもあるので、慎重にしていかなければなりませんが、動かなければ意味がありません。

先日も、このような提案を学者の先生とも話しましたが、地域経済との兼ね合いと地元住民からスピード感ありすぎる政治は不透明さを露呈させるかもしれない危惧はされていました。

しかし、現在、二元代表制の機能度はどこまで来ているのかは、みていけば私は結果がみえていると思います。

これからは、チェック&バランスに加え、立法側(議会)にマネジメント機能をもつ権利、即ち、「予算権」を持たせることだと提言したいと思います。
そして、予算執行権は行政側に付託をするというシステムの構築です。これであれば、議会の意義が本当にみえてくると思うのです。住民の代表者である議会側が予算編成を行い、行政との連携を行いながら、執行を行う事で住民の生活に直結できると考えます。もちろん、これにはおらが村の代表の慣例政治家ではなく、住民の事を考えバランス感ある少数政治家でなければいけません。

米国では議会が予算をつくっているケースは多々あります。連邦議会もそうです。執行権のみを行政に托しています。

このような意見を述べると様々なところからお叱りを受けそうですが、本当に地域活性を考え、二元代表制の意義を考えたときに取り入れていくべきだと感じます。

現在の首長優位の制度から議会の対等的立場を持たせることで、議会への責任も強くなります。

現在の地方議会は、有権者に対しどこまでの責任を負っているのかと考えれば、ほとんど無いと思います。だからこそ、予算編成に関わる議会を創ることで、政策を組み立てることができ、本来ある地方(一つの国)の存在意義が生きてくると思います。

何もやらずに、騒いでいても変わりません。きちんとした、議会改革が必要で、地方自治法を変えてでもやることだなと、私は感じます。

そんな事を感じた今回でした。
                            若狹 清史