先日、サザンオールスターズの活動休止があり、30年間の活動に休止となりましたね。この30年間一線でとはすごいなと改めて感じます。一度お会いさせていただいたことがあるのですが、独特のオーラや気さくでまじめな人柄に私もファンになりました。これからもご活躍をお祈りいたします。
「陳情」
数ヶ月にわたり、県内、神奈川県、東京都のいくつかの都市町の関係するかたとお会いしました。その中で、地域間での意識がはっきりと分かれていることが感じ取れました。
それは、地方分権が叫ばれ進んでいる中で、地方は依然中央集権体質から全く抜け切れていないところが多いということです。
首長さんの政策、スタイルもあるかと思いますし、議員さんの地域の代表としての地域誘導もあるかと思いますが、市民によって選ばれた代表ですから、市民に浸透していないといえるのかもしれません。
これは、中央官僚におんぶに抱っこであった傾向からするとなかなか地方が本腰入れて、脱却しないと難しいことは理解はできます。
しかし、実際に各地域の実情やニーズを知るという点で、お話を伺っていても、ほとんどが、市町村が県にお願いをする「陳情・請願」という流れに依然なっています。地方主権という定義からはずれた実情です。
また、大体の市町村は、県には「道路建設の案件、河川整備、などを、お願いしたい予算項目です」といわれていました。
市町村は県に対して、きちんと予防項目に対しての予算、補助金をつけてもらわないと困るという前提概念で事を進め、要望された県は、国に対して予算をどれだけ持ってくるかだけに必死に動くという構図になっています。
これでは、地方主権、自立を訴えているわりには、実現はできるはずがありません。
また、現実、制度や仕組みがそうなってしまっていることにも問題はあります。
権限移譲は進むが、財源移譲はまったく進まないでは、何もすることができません。
現在の体制が悪だとはいいません。実際に、戦後の復興期に統率がとれ全国一律に発展するためには中央集権、一極集中が必要であったからです。
しかし、政府が地方分権、地方に主権をと決められた以上、地域が独自性をもって、自立して行政運営を行い、各地域と連携をとり切磋琢磨していくことが求められていることだと思います。
しかし、現実の行政の現場では、やはりまだまだ上記のような感覚が多く見受けられました。
いくつか廻る中で、きちんと分権にむけ、取り組まれている市町村もありました。
地元出身芸能人と連携をとったり、民間、地域に県、市町村の権限を大幅に委託するなど、思い切った施策もありました。政令指定都市は非常に進んでいるのかなとも思います。
ここで、私は地方の存続のあり方が、自立型か中央型かに分かれてしまい、結果、地域が分散されてしまうのが一番困ると思います。
市民にとってとても大切なことです。
われわれ一人一人がやはり、きちんと実情を把握し、共に考え、運営していくことが望まれてくると思います。
現在でも、だいぶ地域間で意識の差はあるなと感じます。
私もきちんと学び、実情を、ベクトルを、方向付けしていかなくてはならないと感じました。
若狭 清史