梅雨入り宣言がでましたが、毎日それらしい天候にもならず、7月8月にづれこむのか、このままいくのか、近年の気候の不安定に色々考えさせられます。体調にはみなさんお気をつけ下さい。
「手洗い」
先日、草取りや農作業のお手伝いをさせていただく機会がありました。
その方々は、長野で農家がしたいと思い都心から移住されて来られた方々で、地元農家の方々がアドバイスしながら、日ごろの作業を行っているそうです。
私は兼業農家に育ったものですから、小さい頃から早朝から、週末は一日手伝いなんてことを続けていた事を思い出しながら取り組んでいました。
そこで、変わってきたなあと感じたことがあります。
それは、農作業後の手洗い、うがいなどが、液体を使って徹底されている方が多いなと感じた事です。
小さいころは「畑から帰ったら汚れているから手を洗い、うがいをしなさい!」なんて言われてた私ですが、素手で作業したりが多かった中、水のみや固形石鹸などで行っていました。うがいにいたってはした記憶があまりありません。
しかし、今はうがい薬をつかったり、手袋をはずしたあとに、徹底的に外国製洗剤や強力洗剤などでされている方が多いときお聞きしました。
実際、昔からの地元農家の方の声をお聞きしたら、石鹸で手を洗い水でうがいする程度の方が大半でした。こういったところでも、農業への取り組みだけではなく、生活スタイルの違いからくる色々な変化と、かわらぬ姿とをみた感じがし、様々な思いにかられました。
専門家の方にお聞きしましたら、実際に、農作業後は、体内にも体外にも、ばい菌、雑菌は無数にあるそうです。ただ、不特定多数の人間が接触する電車のつり革やエスカレーターの手すりなど、ほとんどが、同じ状態であると考えられるそうです。実際、農作業後は手を入念に洗うが、外出後に入念に同様にするかたがどれほどいるか・・・ですよね。
汚いかどうかを過剰に気にするより、常日頃、農作業後だけでなく、外出から帰ったときや、食事の前などに手洗いやうがいをする習慣を身につけるほうが、現実的であり衛生上とても大切であるとのことでした。
そもそも、我々人類の体内には莫大な数の菌が常に存在していて、共生関係にあることも事実です。この常在菌がバリアとなり、病原性の高い菌やウイルスの活動を抑えることもまたあるのです。
農作業に対するイメージと、農業の大切さと、生活スタイルのバランスを均衡にし、規則正しい生活で常在菌のバランスと抵抗力をキープしながら生きることが、昔ながらの伝統であり、行われてきている慣習におもいました。
ただ、昨今の衛生に対する意識を失わず研究し続ける大切さも推進していくこでとでもあります。
そんなことを感じ、今後も農業に対する感謝と必要性を考えながら活動していきたいと感じた今回でした。
若狭 清史