ごみ拾いや夜回りをしていますが、ごみ拾い時、公的なものを拾うこともあります。こういった場合交番に届け出ますが、夜回りの場合は、なかなかスムーズに行かない場合が多いです。活動をしていても、警察が理解をしてくれていないと勝手なことをしているという認識をもたれてしまうことに、残念に思うことがあります。しかし、共に行動していただけるように、続けていきたいと思います。
「自己主張」
先日、大手企業の方とお話をする機会がありました。
その方は、大手企業の役員をされ、その子会社の取締役社長を経験された方です。その方は、誰も言わないが、声を大にしていいたいことがあると、主張されました。
それは、「天下り禁止」です。ここでいう天下りは、官から民ではなく(それは当然というスタイル)、民から民への天下りを禁止ということです。
自らが、そういう経験をしていますが、批判を承知の上で、私に声を大にしていわれていました。
私もその時は、ピンと来ませんでしたが、確かに、親会社から子会社、もしくは関連会社に天下りをしている、民から民への状況は多々見られると思いました。また、そういったことに対しての議論はされてきたことが少ないとも思います。
その方は、天下りには弊害が多いと言われます。
それは、天下りをする親会社もしくは上の立場の会社の方は、天下る先の業界のことや、社風をよく知りません。ですので、適切な対応などとれません。そして、従業員も親会社から必ずくるという風に思い込んで、出世をあきらめている人もいると言うのです。
私も実際何人かの天下りした方と交流もあります。そういった方は「老後の安定する場所」と考えている方が、現実いらっしゃいます。そういった態度が現場の職員のやる気を見失わせるとも思いますし、実際、それを理解している天下りをした方もいらっしゃいます。
欧米諸国ではこうした天下りはほとんど見かけません。利害関係者の目が厳しく、安直な人事は認められないからです。実際、日本の株主総会で、天下り人事が議論されたという話はほとんど聞いた事がありません。もちろん、国会での認証人事も同様で議論はほとんどありません。
私は、人は育てるもので、やる気を起こす風土をつくることが大切に思います。教育にも同様のこともいえますが、学ぶ気を起こすための教育が必要に思います。今回のものに当てはめるならば、子会社が活性化すれば日本経済がよくなるということにもなります。
たしかに、官から民への天下りほど、民から民への天下りを否定はしません。ただ、私は、官も民も、ある程度の年齢や立場に達したら若者に活躍の機会を与える機関を設け、そこに下る制度も必要に思います。
ものすごい能力のある人は別としても、もしくは、人は能力があっても、一定の年齢になったら後進に道を譲ることが、本来日本の伝統を思い出させることになると感じます。
若者を育てる意識を日本の歴史にも世界の歴史にもやはりありました。すべての名誉や地位を捨て、過去の権力を捨て、自分自身を見つめなおし、今までの人生でできなかったことを行い、公共善の実現に貢献することが、一線を退いた後、必要であるしそれが日本人にとって大切なことであると、古来の武士道にもあります。
世界では、若者を生かす人間が多いか、少ないかで、国の将来が決まると思っているところも当然あります。現在の日本の社会では勇気のいる事だと思いますが、こういった感覚をこれからは、もっていくことが、各世代に対して切磋琢磨になり、とてもいいことだと思った今回でした。
若狭 清史