朝夜はもう冬のような寒さになりつつあります。秋は一瞬で通り過ぎてしまったかのようですね。まだ昼間は秋が深まりつつある感じで、紅葉シーズン満喫できます。四季を大切にしなくてはいけないと思いました。

「資産管理」

全国各地の方々の意見や、県内、市内の住民の方と話を聞く中で、公共施設のあり方の意見をよく聞かれます。
公共施設の賛否両論があります。
もちろん、ハコモノ行政が悪だとはいいきれません。

しかし、公共施設の設置や配置のあり方を考えるときに、資産管理ということをきちんと計画実行していかなくてはなりません。ストックマネジメント計画です。この部分を議論する中で、市民の考えと議員側の考え、役人側の考えの差というものが、感じます。

しかし、この部分をきっちりと明確化していかない限り今後の方向性は見出せないと思います。
私の感覚としましては、公共施設の必要性を再確認することと、ストックマネジメント計画として、20年後や30年後、もっといえば、50年、100年後を見据えたことを考え見解をだすべきだと思います。
そう考えていくと、今後の公共施設のありかたとしては、全体量を減らして考えていくことも大切になります。

必要なものはきっちりと作り、今後の必要性が低いものは、今必要でも検討しなおすことも必要になります。民間の施設で代替や施設の統合なども視野にいれることもできます。
本来、これからのコミュニティ再生にも必要になってくることでもあります。

もちろん、各地域間で必要なものはありますし、なくてはならないものはあります。
ただ、これからは、無いものねだりではなく、その地域に似合ったものを設置し、他の地域には必要性が薄いのであれば、整理をするという発想も必要です。
不平等解消という従来の発想では財政が破綻してしまいます。

これからは、高齢者は当然のように増えていきます。この高齢者の定義も見直さなくてはいけないとも思います。今のままいくと、医療費はいっこうに減りませんし、福祉・医療従事者側は財政難でみな離れていく傾向にあります。

今のままではいけません。
発想や手法を変え、今後の日本というものが、どうあるべきなのかを考えると同時に、10年後、30年後、50年後に、自分はどうした環境にいるのか、社会貢献や社会に対してどれくらい負担しているのかを考えていくべきです。

人口も減っています。
今後は人がいなくなります。
そこを見据え、ストックマネジメント計画を考えることが少なくとも、今後重要になってくると感じた今回でした。

もちろん、伝統を重んじることは大切ですが、同時に、今我々が未来のために、今の発想で進むべきであるとも思います。日本が破綻してしまったらそれまでなのです。日本が世界をきちんとリードしていける国のひとつになるためにも、発想の視野拡大の時でもあると感じます。

                          若狭 清史