冷麺がすきな私はネットで好きな韓国冷麺(宗家)を注文していますが、先日冷麺を注文したらいつも注文しているせいか、サービス品がたくさんついていました。さりげない心遣いが嬉しいですね。みなさんもぜひ食してみてください。

「出生」

先日、大学生との討論会の後、自らが大学生だった頃の論文や政策案などを見ていて、基礎となっている部分は今も変わらずにいることに安堵したと同時に、社会の問題点は依然として変わらず、同じ議論をしているなと感じました。

その中で、少子化はここ15年以上叫ばれ続けています。先日の大学生との対話の中でも話題がでました。今回もまた前向きな考えを綴りたいと思います。

そもそも少子化は日本だけでなく先進国共通の現象であります。各国共に中長期的な対策を取っています。しかし、少子化が悪というひと言で片付けていくことをしなくてもいいと感じます。高齢者への社会保障費負担が現役世代に多くのしかかってしまう。とよく叫ばれますが、であれば、掛け金制度を見直せばいいことです。社会保障費が増大することが当然のごとくの議論に問題提起をする政治家や官僚がいてしかるべきですが、まず見受けられません。若者の政治参加の希薄がこういった面でも影響を及ぼしています。

よく言われる少子化の問題点とは、と考えると労働力の縮小・市場の縮小による経済への影響が根底にあり、それが全ての構造に比例して疲弊していくということです。また上記のように同時に高齢化もセットになっている日本社会では年金、医療、介護などの社会保障費が増加することによる増税、などです。

国だけでなく各地方自治体も頭を悩ます事態と近年なっていますが、かといって政策によって出生率が直ちに持ち直したり、上昇するとは限りませんし、そうなっていません。よく他国で成功した事例をそのまま日本でもと取り入れていますが、少子化問題は社会インフラや価値観が国によって大きく異なるので、一概にいいとは言えないことは実証しています。ですので、アレンジが必要だと思います。

またこうした政策は一度実施してしまうと、まして、お金の支給政策になるとあとで額を減らすといった見直しは選挙戦術的に大きなリスクを伴います。しかし、政策実行はやらなければいけません。

日本も昨今「こども手当」策を講じています。この制度はもともとフランスの制度です。内容は、所得制限が無い点は日本もフランスも同様ですが、違う点の一つとして、フランスは子ども一人の家庭には支給されません。二人目以上からが支給対象です。この点、日本は一人目からの支給です。この制度の中期的結果としてフランスは出生率が「2.0」を超えました。効果があったといっていいと思います。

果たして日本はどうでしょうか?これを今議論しても全くデータに基づいてないので根拠になりませんので、未知数です。ですから期待も持てます。従来のように何もやらなければ、人口分布図の逆ピラミッド化は加速を余儀なくされます。

逆ピラミッド化からは、何も希望を見出せません。本来の国土密度からすれば日本は6000万人いれば充当という説を進めていくのかといえば、そうもいきません。また、現行のままの社会保障費増大のままの仕組みでいくとするならば、日本を直接的に背負うことになる働き盛りの若年層は、膨大な数の高齢者の面倒をみるため、大きな負担を背負わされることが間違いありません。

また、これからのグローバル化の加速により、日本以外の世界と対等に、またそれ以上に発展を遂げるには国民一人ひとりの国力が必要になってきます。そうなるのであれば新しい会社を設立したり社会構築したり、イノベーションの多くは若い人達が担うのです。

高齢者中心で社会保障拡大国家日本が他国とまともにあらゆる面で戦っていけるのかどうかと考えたときに、未来の子どもたちへの政策も拡大していくべきだと思います。

未来をみつめる子どもが、過去に生きる我々先人たちよりも少ないというのは不自然です。考え方はいろいろあるでしょうが、そう思います。私も70歳になるあと40年後の働き世代の二人に一人に高齢者がお世話になることが日本の為のか考えたときに、私は違うところにパワーをぶつけてほしいと願います。

そう考える人がどれだけいるかわかりませんが、問題提起をしていく必要はあると感じます。

そんな事を考え、また議論してきた今回でした。
                         若狹 清史