あけましておめでとうございます。
一年を一日をどう過ごすのか、一度の人生です。みなさん、有意義な瞬間にしてください。
「起用」
先日、官僚の方や、若手企業家、外国企業駐在員の方々と会合、新年会を行いました。
色々な決意おけるスタートとなりました。
会合では未来のグローバル化像を議論する中で、これからは「若い世代に旅をさせ、どんどん重職に起用する」社会にしていかなければならないという話になりました。
とかく、年功序列や足の引っ張り合いの多い日本ですが、その繰り返しが日本の「今」をみれば良かったのか悪かったのかが見えてきます。
しかし、これからはそれを打破すべく企業が実践している現実も見受けられます。例えば、「新卒の8割を海外で採用する」企業があります。外資系企業ではなくパナソニックです。同社は企業目標に売上高海外比率を三年以内に55%をというのがあります。
現在、先進国のGDPを15年後には新興国が追い抜くとさえ言われている時代です。その新興国がこれから主役になってくる時代が来ます。その現実と変化に対していち早く臨機応変に対応している企業の一つと言えると思います。
また、このような目標を実施することで、日本人も世界で勝負できる人材や組織ができるという証明にもなりますし、そうしないと生き残れていけないという見方もできます。
新興国の例を出してみれば、まず挙げられるのが中国です。
この国の中産階級と言われる人口は8000万人を超えると言われます。(年間所得1万1800ドルから1万8000ドル)この該当人口は今後10年で7億人に達する試算まであります。そして、インドも同じく15年以内に中産階級が5億人に達すると言われています。
この新興国の中産階級人口増加をどう捉えていくかで変わっていきます。私は、非常に興味深く注意深く調査研究していくべきだと思います。
私も調べてわかったのですが、この中産階級のうち18歳から45歳が80%を占めているのです。ちなみに米国はこの比率は30%です。
また、金融資産でみていけば、日本は、3分の2が高齢者と言われる方々が保有・維持しています。しかし、新興国では、若い世代が資産を保持しています。
世界経済フォーラムの調査によれば、これからのグローバル化に肯定的パーセンテージをだしています。北欧諸国80%、中国、インド、韓国、米国、印は70%超となっています。しかし、我が日本はといいますと、32%という数値です。先進国では突出して低く、また、新興国を入れた諸外国と比べても異例の低さです。
世界に追い付け追い越せ、切磋琢磨をしていかなければ日本と言う国家の行方は、理想だけいっていれば何とか過ごせた時代とは違い、国力は間違いなく低下していくと思います。
それには、幼少期に日本の軸を学ばせ、若い世代になったら外国で産業や技術や勉学を学ばせ、日本を第二次世界リーダー国にすべく、若手を国内であらゆる重職につかせ活躍することで日本の立て直しの一助になると思うのです。
今はその次世代の産業や技術革新を担う人材をみても、インドは技術者数世界1位。中国はR&D従事者世界1位。技術系大学年間卒業者数は中国60万人、インド35万人、米国13万人という日本とは天と地との結果もでています。
私も外国に知り合いもいますが、世界の我々の世代は即戦力となるべくいつでも準備をしています。ハングリー精神もあります。また周りもそれをつぶそうともしません。
このガッツを日本人も持つべきです。持たせる基盤を幼少期に教育すべきです。
そして、世界公用語の英語を特区化し、ゆくゆくの第二次言語としても取り入れるなどの取り組みもしていかなければと思います。
私も米国に行ったときに当初、言語に苦労しました。その苦労を幼少期にし、外国で即戦力で働ける環境もグローバル化では必要に思います。
シンガポール、インド、ルワンダ、アルジェリア、マダガスカル、チリ、モンゴル、マレーシア、ドイツ、韓国までも英語の公用化に取り組む環境を整備しています。
日本が世界の中でリーダーシップを取っていくには、グローバル化の波を日本だけが押し戻そうとしても、無理な話です。
これからは、全ての分野で組織で行政がリーダーシップをとりグローバル化対応を急ぎ、若い世代を十二分に起用し、日本や地域や企業の発展に活用すべきだと思います。
日本人の忍耐力や勤勉力があれば、グローバル化を上手く活用することができると思います。まずはこの感覚を、嫌がられても拒まれても伝え続けていくことが求められ、実践していくことが大切だなと議論をした会合で、決意をした次第です。
本年もよろしくお願いいたします。
若狹 清史