早いもので、今年も4月に突入ですね。
先日、梅や杏の花を見ましたが、またつぼみでした。お花見の季節の到来間近です。きれいなお花見をしてくださいね。

「条例制定」

 現在、大多数の市町村で統一地方選挙選の最中です。
 この選挙で選出された議員の方は、各議会において代表として、国民・県民・市民のみなさんのことを第一に公務にはげまられる事となります。地方自治に関してみていきますと、各地方自治法に基づき、新たな条例法案などの立法業務を行うことも出来ます。この立法の充実こそが地方自治の今後の方向性を担うものになると私は思っています。

 ただ、現実この自治基本条例の制定に関しての、立法技術の難しさは勉強していて感じています。本当に県民・市民が求める条例を立法という形作りしていく上で、専門知識・経験・現場体験からきちんと調査精査しなければならないからでもあります。
 また、なにより、条例制定を考える時に感じる点ですが、条例制定する時には法律を無視することはできないわけです。毎日の生活の中で法律を意識する場面はそう多くはありませんが、法律があるから今我々は日本という国のルールにのっとり、我々の生活が守られ、また支えようとしているのは言うまでもありません。
 しかし、条例制定をしなければならないと思う場面を中心に考えていくと、毎日の生活の中で感じる問題を解決するためには、地域間からくる身近な自由な発想が必要なときに法律がネックになることは少なくないと思うのです。
 
 地域間の特性を各地域毎活かしていかなければならない中で、この壁は現在大きいなと感じます。もちろん、上記にも述べましたが、法があるから私たちは活かされているんですが、その法の存在が地方分権重視されてきた時代には障害になってしまう場合が今後多くなるのかなとも感じます。法律と条例との異質性も重要視する必要もあると思います。

 理念・理想的なものを単に謳い制定する条例だけではなく、県民・市民の自由性を出した何らかの規制を設けるような条例や、地域間の特異性を出した条例を制定するならば、慎重に言葉選びをし、調査し、現場を見、順序立てをしていかなくてはなりません。その難しさを実感しています。
 
 この実務的な技量を身につけることが、これから議会議員に求められてくるだろうし、このような議員が必要になります。本来の意味の議員の立法権を活かすためには。
 国民・県民は議会に求める内容も時代と共に変わってきている現実を受け止め、立法権を活かすために、想いを言葉に表現するプラスαで、行政の専門担当者同様の技術が求められることを実感していかなければならないと感じました。
 
 そして、本当の意味での地方分権成功を、国が財政面でも推進していかなければならないし、官僚主体脱却にも実務技量養成は不可欠と感じます。

そんな目線で、今統一地方選挙後の議会、また国会をみていくと興味深いものになるなと感じますし、私自身も今回述べたことをより進められるよう、学んでいかなければならないと感じた今回でした。

                      若狭 清史