先日、久しぶりに小学生の集まりで、ガキ大将をみました。
みんな、良くも悪くも彼を中心に色々動きます。正しい事にその力が動くように周りの教育者であり、親が導いていければ、皆がよくなり、地域にもいずれかえってきます。こういった姿に久しく触れていなかったので、なにか期待が強くなりました。そういった環境を見失ってはいけないと感じました。
「脱却」
先日、東北地方に出張で出かけました。その時の基幹産業の打開策の話にもなり、私も短い時間でしたが、気になるところを出かけてきました。
やはり、東北地方の基幹産業は農業だと感じました。首都移転などがない限り、基幹産業の軸は農業であり、その農業の範囲拡大がまさにできるのが、東北地方だと思います。
現状を調べて言うと、全国の農業産出額のしめる割合は6分の1であり、高品質な商品を安定供給する能力には長けています。しかし、それがどこまで消費者の需要に応えてきているのかは不透明です。
現状、農家の収入低下の現実をみれば、上記の応えはでてきます。
私も以前から、農業への依存性と視野範囲の拡大とのバランス点を考えているのですが、現在の東北地方は「米」に対する依存度が高いと分析できます。
平らで肥料もよく土も生き生きしていて、また消費地の首都圏にも九州などと比べると近いことなどを考えると、なおさらです。
昔の農業方法、農業環境、農業支配体系に依存しすぎていると考えています。
付加価値の付け方にも、発想の転換が求められてきています。消費者が欲しいもの、困るものなどがあれば作ればいいし、削除すればいいのです。
今東北農業には、立地条件を活かした、特徴ある新鮮な野菜などを扱うことなどの取り入れや、行政などの補填などがあれば私は変わってくると思います。
以前に、大分で農業低迷を打破した一人者の方ともお話をお聞きしましたが、その方は、大分県の山中にはおがくずが沢山でる材木所があり、それをヒントにそこと連携をとり活用し、「キノコ」を特産品として育て、成功を収めたようです。それが、知事賛同のもと成り立った、「一村一品運動」の礎だといいます。
農業への視野範囲の拡大と同時に、農業者には、経営の観点をもった運営が求められてきます。売れるものを手ごろな価格で、かつ農業者に利益をもたらす価格設定が必要だからです。大手組織の言いなりが現状だといってもいいと過言ではありません。
ここをどうするかで基幹産業としての農業の位置も大いに変わってきます。
以前であれば、産地直売施設などで打開できたかもしれませんが、現在では産地直売施設は乱立しています。
最後は消費者がわざわざ買いに来てくれる商品を作る事で、ネット販売も活きて来ます。この部分で、なかなか答えが見つからないと思います。
私としては東北農業の打開策の点として、産地直売レストランの運営です。これも農業だと思います。
農業という視野範囲の拡大と経営感覚をかねそろえた打開策になるのでは、個人的に色々回り、声を聞き、分析をして感じました。
米依存からの脱却が低迷農業からの一番の近道に感じました。
若狹 清史