先日関西出身の方とおでんをたべました。おでんという呼び名は今では関西でもメジャーらしいですが、昔は「関東炊き」と言っていたそうです。今でも年代(40歳以上)によっては当たり前の言葉といわれてました。また、牛筋やジャガイモは絶対のモノだそうです。こういった文化の違いが一つの時代形成なのかなと感じました。みなさんもおでんを食べて寒い今を乗り切ってくださいね。

「会談」

先日、国際交流していく中で日本の政府の外交姿勢について話題がでていました。
私も海外にいたときに、よく日本の外交姿勢について海外の方々から意見を聞きました。
いい面もあれば、二大政党が確立していないので、その都度のらりくらり政治が頻繁におこる現状など、見方は多岐にわたりました。

私は、その中で、今回の日米首脳会談を振り返って、意見を言わさせていただきました。
そのことを今回はつづりたいと思います。

まず中国についてです。

今回、オバマ大統領は、同じアジアの中国の台頭を正直な気持ちで歓迎していたと感じます。米国や国際社会は中国への封じ込めは行わないし、行うつもりもないという主張は従来通りのことであり、ぶれているものではないと感じます。
ただ、演説の中で、婉曲的に人権については言及しましたが、訪中時にオバマ大統領が人権や軍事力の拡大についての意見が、弱いメッセージに感じたのもまたあります。

一方で、日本外交姿勢で、日米同盟強化が一番の米国関係友好であり、米国の中国への転換阻止という論調があります。理解できるものでありますし、システムもそうなってきています。しかし、少しずつ体制が変わりつつある世界情勢の中では、日本も自立にむけた議論をしていくべきではないかと感じています。

今回の首脳会談で、さらに一年をかけて日米同盟を再検証することが決まりました。これは、悲観することなくチャンスと捉えるべきだと思います。

次に、東アジア共同体についてです。

オバマ大統領は、首脳会談で東アジア共同体について米国としてこれから「関与」するという意思表示を示しました。東アジア共同体なるものを創成していくときに、それを排他的なものにはしないことは前提ですし、米国に対しても開かれた共同体ではあるべきだと思いますが、間接的な関与にとどめざるを得ない地理的な概念の「東アジア」に米国は入りようがありません。
これは日本がNAFTAに立候補しても入りようがないのと同様です。

この部分の米国と日本を除くアジア諸国との関係を如何に日本がリーダーシップをとり先導していけるかにかかってきます。
こういった議論は幾度となく繰り広げられてきました。
そもそも「東アジア共同体」が扱うべきテーマは、アジア全体とアジア各国との、エネルギー・食糧・環境など問題であります。
まして、これからのグローバル化社会を考えれば、アジア間でエネルギーと食糧の共同管理・備蓄は現実的な検討課題です。そのことを考えると、米国を繋いだ環太平洋はいかにも広すぎます。このあたりをどう乗り越えていくかが、今後の課題になっていく問題です。

私は日本の政策における優先度を明確にしていくべきであると思います。
マクロでみて内政重視なのか、外交重視なのか・・・「日本は外交が下手」という評価は実際に私が米国にいたときに、現場レベルで声が出ていました。

あれもこれもではなく、一本筋道たてて交渉していくことが大切に思います。
とはいっても国会議員の方々も必死だと思います。
そういった決断に敬意を表し、我々国民も否定だけではなく、共に真剣に考えていかなくてはならないと思います。

                        若狭 清史