先日、野沢温泉に会合などで行ってきました。学生時代から慣れ親しんだ地であり、久々に心も癒されてきました。また温泉の良さに改めて日本の文化、先人の感覚に感謝をしなければいけないと感じもしました。みなさんも機会がありましたら、ぜひ野沢温泉にお出かけください。
「少子」
先日、少子化についての会合に出させていただきました。
そのときに感じたことを書きたいと思います。
そのときに話題にでていたのですが、現在のままいくと少子化が進み、若者・働き世代に対し、税にしろ社会的負担が多分に増大するということです。いかに人口を増やすための活動をしていくかというのも問題にあげられていました。
私は、そうであるならば若者・働き世代負担増だけでなく、老齢者の負担も増やしていくべきであるし、その側面での補助をきちんと別な福祉税なるものでまかなっていくべきだと思うのです。
また、少子化には経済の還流、景気回復が重要というのも取り上げられていました。私は、そういった問題だけを取り上げ、少子化問題の一つにすること事態が少し違う気がしました。
そもそも、少子化問題は、晩婚化問題でもあります。
晩婚化にはグローバル化した情報社会の弊害、男女平等雇用機会均等法などの弊害など見方によれば多岐にわたります。
日本という島国の規模で限られた産業数では平等にすると給与も平均化し、景気があがらない昨今では晩婚も致し方なく感じられます。
もっと違った見方をさせていただくと、人口減がなぜいけないのかということです。
歴史をみてきても人口の増減問題はつきまとっていました。江戸時代後期でも最大の問題は少子化でした。原因は現在の晩婚化と同じでありました。
もっと、さかのぼれば、縄文時代前期は人口増でしたが後期では減少し、奈良時代くらいには増加し、鎌倉時代は再度減少しました。15世紀に入り室町時代では、再度人口が増加し、江戸時代では減少し、幕末から増加をたどりました。
明治時代では日本国民は3千5百万人という記録もあります。 現在の四分の一です。その後、好景気にはいり人口も増加をたどった20世紀後半です。こういった流れから見ると、21世紀付近日本国民は増えないかもしれません。
しかし、歴史をみても人口が少なくても、減少傾向にあっても、豊かな面も沢山ありました。芸術文化、識字率、環境と経済の進展、ましてや江戸時代などでは、市場経済が活性化し、庶民も旅行が出来るまでになりました。
こういった見習うべき事実は沢山あるわけです。ですので、各時代の一つの伝統の形を作り上げることに専念をしたほうが、まずは先決だと感じています。
今、世界はグローバル化です。そのグローバル化だけに固執することなく、差別化、格差を取り入れ、科学技術との連携を取り入れることで、日本があるべき独自性を見出していくことが、問われていく時代になると思いますし、そうしていくべきだと感じます。
少子化問題だけではありませんが、何かのせいにして問題を解決に結び付けても、実は解決していなく、繰り返しているということに気づくことも大事だと思います。
本来日本の国土の大きさからいくと6500万人くらいが過ごしやすいという調査もあるみたいですが、私は地域の充実が解決すると思いますので、道徳教育と交えて社会創生につとめていくことで、少子化問題という概念を問題視しなくなるのかなと思いました。
若狭 清史