お盆間近に町は若者や家族でにぎわい始めています。
そういったみなさんが幸せを感じられるような社会になれるよう、毎日を真剣に生きなければと感じています。
「切り替え」
先日、大学生や地域の方々との会話の中で、今のガソリン高騰が非常に問題視されていました。ガソリンが高い、安くしてほしいということをしきりに言われていました。
私は、ガソリンへの意識を切り替えていく必要があると感じています。
そもそも、ガソリン高騰の背景では日本のみの問題ではありません。もちろん、日本政府の暫定税率を下げ、道路特定財源の見直しは急務ですが、世界経済と密接なことです。
背景には、近年のインフレは、従来の実需ではなく投機マネーです。
日本は、世界的にも稀な低金利を続けています。バブル崩壊があったからそうせざるを得ないことでもありました。
しかし、実際経過をみても、がたついた銀行救済のためと思っていた低金利でも、銀行自体は貸し渋りや貸しはがしを行い続けました。
その結果、近年では日本の銀行はある程度合併を重ね(この合併にもたくさん問題はあるかと思います)、ある程度の見通しがついたので、積極的に貸し出す傾向になってきました。
そこを狙っていた、ファンドや外資系が大きな額を銀行から引き出し、円を売ってドルに交換し、投機に投入という形をとってきました。そうなれば、円安にもなります。
しかし、昨今のサブプライム問題を発端に、各国の銀行の金利も伸び悩み、世界問題に発展した結果、日本で資金を調達し、まわす必要性が薄れてきました。
それが、今後の円高につながっていくと危惧している点であると思います。
では、金利を上げなければならないと思いますが、それは政府や日銀の判断になります。無駄はたくさんありますが、それと平行した対策をとらなくてはいけません。
現在、1000兆円をこえる借金もあり、隠れ債務などを含めれば途方にくれる金額になります。国家予算の3割を国債返済に費やしている現在、どうしていくかが議論されています。
そこで、一番簡単な方法はインフレを起こすべきであるということです。
インフレでも借金の額自体はかわりません。物価をあげれば、その分の予算もあがります。こういった思惑があることを、政府も言われていたこともあります。
このころからが、ガソリン高騰との結びつきになってきたと思いますし、背景ではないかと思います。
ガソリンだけではなく、すべてのものに対してのインフレは、可能性があるかと思います。
消費者がお金を持っていなければ、いくら消費物の値段をあげても、売れません。しかし、戻らないのは社会にお金があるからなのです。
以前の「狂乱物価」と似ているのかもしれません。「オイルショック」が引き金になった出来事でした。
ただ、今これを続けようと考えるならば、政権は移行するという見方でもあります。
米国の大統領選挙次第では、原油高騰は抑えられるとの見方もあります。
国民も国益を考える時期にあるのかなと思います。
私は500mlに150円出して飲んでいる水、1リットル300円を出して飲んでいる水と、ガソリン1リットル190円で高いという現状を見つめなおす必要もあるかと思います。ガソリンの高付加価値への意識展開をしていかなくてはなりません。
ほかに沢山の切り替えしていくことはあります。
妥協ではなく切り替えです。それをきちんと知り、知っていくことが大切になり、世界経済をリードしていくために必要なことです。
こういったことをメディアとともに国民も意識していく必要がると感じています。それがガソリン価格へと影響するかもしれません。
若狭 清史