ここにきて、長野は冬に逆戻りのような、雪や寒さ…本来のかたちなのかもしれませんが、さすがに応えますね。
体調管理などはお気をつけください。
「若者の政治参加…」
現在日本は、若者の政治不参加、無興味が叫ばれています。しかし、これは日本だけではなく、アメリカもそうであります。といっても、日本とアメリカの若者の政治参加の必要性の注目度の差は歴然としていますが。
私がアメリカに滞在しているときもそうでしたが、アメリカの選挙の仕組みは各州によっても違い、日本とは異なる部分もありますが、「若い世代の投票率低下」は大きな課題・問題でありました。議員や、地元有力者間でも、「どうしたら若者の政治参加を広げていけるのか」をよく話し合いがもたれていました。私に、「なにか、ヒントを教えて欲しい」と逆に聞かれたりもしました。
政治教育プログラムは、日本に比べれば断然進んでおり、地域参加型や模擬投票などの取組みにも積極的でもあります。そんなアメリカでさえ、若者の政治参加が重要な課題となっているわけですから、日本の重要度の低さ、年功序列制度の確立が尾を引いているのかとすら感じます。
実際、アメリカの選挙は華やかなパフォーマンスや、興味ある若者が参加をして盛り上がっている地域もあります。
この背景には政治教育という分野が深く関わると思います。メディアリテラシーの問題といいますか、日本では重要視されてこなかった分野です。「政治」を熟知する教育を受けてこないが、二十歳になればが選挙権が権利として与えられる。これが現在の日本だと言えます。現在の日本の教育現場では政治に対して一人一人が学ぶ機会、学ぶ場所・学ぶ環境にありません。アメリカなどは研修という形で政治家事務所と提携し受け入れ態勢も万全でありますし、そのような政治家は強いですし、政治活動家事務所は選挙に勝ちやすいといわれています。
政治を学ぶことは、なにか特別なものを学んでいるという意識がまだ強い日本であります。確かに、教育に「政治」を取り入れることには、慎重かつ重要さが求められます。しかし、それを理由に取り入れないことが、「政治教育」分野が惰弱になり、若い世代ほど選挙権を行使することの重要さの自覚が軽薄なことは事実だと思います。また、壮年世代の政治主体型にも問題があり、若者の政治参加を拒む流れもあるのも事実でありますし、年功序列の確立による問題も少なからずあります。
いずれにせよ、重要度の開きはあるにしろ、日本もアメリカも教育プログラムと若者の政治参加の関連性を問題視していることは事実であります。
このような問題は世界各地で起こっていると思います。共に問題解決の過程を考えることが今後の課題になれれば、面白いなと思いますし、取り組んでいきたいと思っています。あとは、コミュニケーションを取るための文化交流や言語学習も必要になりますが。それには、おっくうになりがちな日本人にはまずは度胸も必要かもしれませんね・・・私がそうです(苦笑)
若狭 清史