学生時代はよく、奇抜な行動や無茶をしていました。最近、ふとそういった感覚を見失い、横をそろえることばかりに気をとられてしまう時があります。そんなか、久々に恩師と話したりするとその当時の感覚を思い出させてくれます。やはり、初心を忘れることはよくなく、ふと見つめなおす時間を大切にすることもいいことだなと思いました。みなさんもありますか?

「雪かき」

先週にかけて長野は大雪でした。スキー場ではうれしい悲鳴であり、街中では雪かきや、渋滞などの雪国ならではの忙しさになっています。

そんな中、先日雪かきのお手伝いに私も参加しました。
そこは、県営、市営住宅の団地です。そこで雪かきをしている住民の方とお話をうかがいながら、汗を流しました。

正直、ほとんどが高齢者でありました。みなさん、寒い中雪かきをされていましたが、課題もたくさん見当たります。
どこも5階建など高層になっており、高齢者にはエレベーターがないと行き来が大変だという実情です。ゴミを出す体力も大変だし、古新聞もだせないので、新聞を買うのをやめているという方もいました。

こうった状況は、全国あると思います。経済成長の時代にこれ見よがしに建設をした影響です。今後は人口が減っていくと言われている時代です。ですから、増築ではなく減築が主たる施策になってくると思います。
ですが、だからと言ってこのような団地の上階で半ば閉じ込められてるような生活をしている高齢者がいることも事実ですので、循環をよくしていかなくてはいけません。

雪かきの参加者の方も「今はデリバリーでご飯を頼むので、ほとんど歩かないし、外に出ない」といわれている方もいました。健康や生活にも悪循環です。

また、雪かきをしていて、参加しているかたがたが、高齢者ばかりにコミュニティの無さを実感しました。高齢者通しのコミュニティは育まれていて、「雪」に感謝だと思いましたが、そのほかの住民の方々にも、共同意識、モラルの向上が求められてくると思います。

ちょっとしたことかも知れませんが、雪かきを通じて「心」があたたかくなるということをわかり、団地内での思いやりを生む機会を、地域住民でやっていかなくては、解決しない問題なのかなと思いました。それが地域コミュニティの再生につながると感じました。

私は、色々な方と雪かきをして、心が温かくなりました。

                        若狭 清史