内閣組閣が行われましたね。様々な意見はあるかと思いますが、我々国民はマスメディア主体情報のみでの、批判だけではなくて、共に考え進んでいくことが、これから必要になってくるのではないかと思います。意見を状況次第で変える政治家や官僚も多いですが、ぶれずに進んで欲しいですね。

「ツキノワグマと環境」

私の家から間もないところでも、最近は「熊出没注意」などと看板が張られています。先日、県環境保全研究センターの方とも話しましたが、近年、ツキノワグマの出没が長野県は非常に多いとの事です。長野県では平成7年にクマの保護管理計画が策定されました。それから捕殺数が200頭前後に抑えられてきましたが、ここ二、三年は500頭を超えて600頭にいきそうな勢いでいます。

クマの出没に関して、里山の環境変化により、クマが人間と接するエリアまで生息地域を延ばしている事と、餌不足があったと言われています。
また、ペットを人里付近に捨てていくことも、クマの餌エリアの拡大になってきている見方もあります。

クマの生息地である奥山が今は、多くが伐採されていて、カラマツの植林地に変わってしまったことにも問題です。と同時に、人里付近にも、ミズナラ林やアカマツ林などが育ってきてしまったことにもいえます。
今はクマが好む森林に人里付近がなってきているとみれます。
それは、従来は薪や炭焼き、また建築用材などのために定期的に、専門家による識別後伐採された環境管理にあったのですが、近年はそれがなくなってきていることにもいえるのではないかと思います。

成熟した森林と、とうもろこし畑などがそこらかまわず、モザイク状にある山ではクマにとっては天国も同然のようです。この様な山が人里付近にあるということを理解していかなくてはなりません。長野県内では近年、人里に定着して、時たま山に餌を捜しに行くクマすら現れている現実もあるみたいですし、これらの問題を真剣に考えていかなければなりませんよね。

餌不足により、徐々に山を降りてきて、人里付近の森林でしかいきられない現実を、クマの保護管理計画では、当初予想されていなかったことです。県も国も大体的に取り上げていく必要があるのかなと感じました。

動物と、人間がきちんと共存していけるように、我々人間もきちんとしたマナーと、最低限のルールを守っていかなくてはいけませんし、そのような知識も必要になると感じた今回でした。我々は共存を他の動物たちに訴えられるわけですから、取り組んでいかなくてはいけませんよね。

                        若狭 清史