信州新町、中条村と長野市に合併がされ、長野市面積が非常に大きくなりました。しかし、人口はいまだ持って39万人弱。この人数を軸に施策を考えていくのか、さらに増やす、または面積を広くするということで施策を考えるのか。別問題で議論していってもらいたいと感じています。みなさんはいかがお考えですか?
「不在」
経営戦略会議という民間の中小企業家が集う集まりに顔を出してきたときに感じたことです。・・・「リーダーがいないと、経営戦略は形骸化してしまう」ということです。
議論は最後は行き詰まり、何かのせいにしている感を見たときにより強く感じました。
昨今の経済不況、中小企業だけにとどまらず、大企業までも倒産に追いやられている現在、口をそろえて「景気」「政治」のせいにしています。しかし、その反面、利益を伸ばし成長している企業もあります。それはなにか・・・。真のリーダー不在なのかなと思います。
たとえば、JAL問題です。
もともと、JALはJASと統合をしました。統合によってメリットが多いと考えたからでしょう。しかし、結果統合することで、企業としての中軸となるリーダーがいなくなってしまったと思います。それが現場での問題多発にいたり、合併は結果的に戦略なき拡充に終わった結果が、今であると思います。
当時を振り返ってみると、国内線で普通座席を利用していた人たちには「特典」(1000円+で利用)の「クラスJ」を発表したときは、うまくいくのかと希望もありましたが、同時に「スーパーシート」の廃止は、お得意客を完全にとめてしまいました。一方でANAは遅らせながらも、「スーパーシートプレミアム」を作りました。これは、JALのスーパーシートのお得意客がANAに流れた瞬間を意味したものでもありました。
すぐさま、JALは「スーパーシート」を戻しましたが、時すでに遅しでした。
そのちぐはぐが、今の結果を及ぼしているかはわかりませんが、少なからず影響はあったと感じています。
こういった流れはいつの時代にも多々起こってきていると思います。
結局、リーダーの不在が戦略や方針のミスを招いていると思います。その都度の道の導き方は補修していけるかもしれませんが、大きな流れをミスすると多大な労力がでてきます。
融資に関しても、直接金融的な方法を考えるか、そうでないかで大きな投資が出来ますし、見極め方だと思います。
水のない砂漠で、どこにその水あるのかを探していけるのかの判断を下せ、そこについてくる人たちに、自らの考えを背中で見せていけるかだということです。
丸投げ、誰かのせいにしている企業はやはり、末路を迎えます。
そんなことを考えながら、リーダーの創出ならびに、反面教師で自らも律していきたいと思った会合でした。まずは、日本という国土面積では産業は限られているわけですから、企業理念なるものをきちんと打ち出し、常識ある人格形成をつくることから始まる気もします。
若狭 清史