稲刈りの次期ですね。先日お手伝いしましたが、おいしいお米ができるあがるのを想像しながら、取り組みました。待ち遠しいですね。
「分権」
地域を歩きまわりながら、色々な調査をしていますが、実際に歩いた事をまとめ、バランスよく精査して行き、学術的な面も含めた研究がこれからの社会構成に必要なことだと、日頃から感じています。
これは、地域科学という分野に当てはまると思います。欧米を中心に主流となってきています。
そんな、観点から様々な問題を調査しています。
昨今、政権交代がされ地方分権がより叫ばれています。
以前、私も研究員として調査したことがありますが、地方分権の長所と短所はどこにあるのか、また国民はどこまでの理解をしているのかが、問題となってきます。
地方分権化によって人々の身近なところで身近な問題を解決できるようになるなら、国民の方と政治の関係について考え方にも変化が見られるかもしれません。
こういった政治への関与意識の向上をどうしていくかです。
関与意識として、参加意識、政治関心、参加意欲、参加価値観、政治疎外感などを項目としてあげ、調査しました。
なぜならば、関与意識のあり方が、分権化の長所、短所の認識のどのような影響を及ぼしているかがわかれば、そこから分権化実現の効果として、政治への関与に関わる意識にどのような変化が表れるかが予測できるからです。
実際に大掛かりな調査をしました。(具体的調査内容は機会を見つけ公表いたします)
その全体としての感想は、自治体と住民の自主性が尊重され、地域が活性化することが、地方分権化の長所だと思う人が多いと言う事です。一方で、地方の有力者が傲慢的な行動を起こす可能性を危惧し、その影響が増すということが短所だと考える人も多くいました。
ですので、地方分権化への人々の理解を得るには、分権化推進が地域活性化に資することを目的としている点を強調すると共に、地方有力者の影響の危険がない分権化であるときちんと、説明できることがもっとも重要であると考えられます。
一般的に、分権化の長所、短所をあまり重要視しない若年層への説明がもっとも必要になってくると思います。行政手続きが効率よくなり、行政サービスが迅速化するということを強調できるかであります。
さらに、給与生活者や女性にもサービス迅速化が可能になると共に、自治体ごとに個性ある政策立案、実行が可能になり、多様化する政治の中で、個性化をもたらす効果が期待でき、分権化への意識も高まるということを説明していく事が求められてきます。
こういった具体的調査研究を、よりしていくことが必要であり、国家としても地方自治体としても、予算をつけて真剣に考えていく時期にきていると思います。
国民と政治の関係がよりよくならないと実現しない分権化だと思います。
一つの変革期にきている政治を、きちんと精査していくことが大事であり、それはまさに、地域科学の導入なのかなと感じています。
地方分権推進に関する法律第7条でも、住民参加の拡充が必要条件になってきています。参加価値観の向上をきちんと考えていかなければならないと思います。
若狹 清史